異文化相互理解実地研究

研修概要

2014年度より継続のプログラムです。日本の在留外国人のグループとしても急増しているベトナム人の送り出し国にて、小学生・中高生・大学生との交流や、孤児院・障害者施設の訪問を通して、送り出し国の教育制度や教育環境に触れることで、日本の教育や在日外国人の子どもたちの学校適応の問題を考察する際の多角的な視点を得ることができます。他方、日系企業の進出も多いベトナムで、実際に日系企業で働く在越日本人とも交流することで、ベトナムから見る日本の姿に触れることができ、異文化相互理解を深める機会となることが期待できます。

研修地
ベトナム

実施時期
春季期間中

日数
8日間

単位認定
あり

学科
教育学科のみ

研修費用の目安
¥188,000

※上記は2019年度の情報です。年度により変わることがあります。

教員から

ベトナムは、日本との時差、わずか2時間という近い国ですが、言葉や気候は日本とは全く異なります。その違いを超えて、人と繋がる経験をすることができます。また、ベトナム戦争の後遺症や貧富の差に触れることで、戦争や経済を考え直すきっかけも生まれます。

参加学生から

異文化実地研究で特に印象に残った出来事を3点紹介します。
まず、4校の学校を見学したことで、日本とべトナムの学校を比較することができました。その中でも、日本女子大学の卒業生が、ハノイ日本人学校で働いていたため、海外で働く様子を見て、実際にお話を聞いたことがとても印象に残っています。その日本人学校は、将来ベトナムと日本の橋渡し役になるよう、子どもたちに国際理解教育を浸透させることを重要視していました。その為に、児童の実態や、ベトナムの環境などに合わせ柔軟に対応する授業を展開していました。
次に、ベトナムの歴史を知ることができたと思います。現地の戦争証跡博物館を見た後に、枯葉剤の影響を受けた、病院にいる子ども達と交流を行いました。実際に、枯葉剤の影響を受けた子どもを見ると、現代でも枯葉剤の影響が続いていることを実感しました。終戦してもなお、苦しみ続ける子どもに、何もできない自分の非力さを感じ、加えて、戦争中の世界全体に憤りを感じました。
最後に、サイゴン川のディナークルーズで、ベトナム料理とベトナムの夜景を堪能したことも良い思い出です。