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学生生活

おいしくて栄養バランスのとれた食事を提供するために ~ 給食経営管理実習~

家政学部 食物学科 管理栄養士専攻3年次
Bクラスリーダー C.S.さん、H.S.さん、Y.I.さん、Y.S.さん

食物学科の管理栄養士専攻には、3年次の前期必修科目に「給食経営管理実習」(松月弘恵教授担当)があります。企業や病院の食堂や学校の給食などで、健康づくりに役立つ栄養のバランスのとれた食事を、予算も考慮していかにおいしく、かつ見た目も工夫して多くの人に提供するか。学生自らマネジメントして実際に食事を作り学内で提供します。
今回は、リーダーの皆さんに計画から食事の提供について、さらに将来の希望について聞きました。

食事提供までの計画立案-オンライン授業の活用

第1回の授業は対面授業でしたが、あらかじめオンラインの授業支援ツールを活用し、参考資料を見て自宅で予習しました。まずリーダーを決めて、献立表を作成しました。
第2回の授業では会計管理と食材料計画について検討しました。1食の原価を425円と決められた中で納まるように献立を考えなければならないのですが、先輩方のデータが蓄積された「食材料データベース」を活用し、食材の組み合わせを考えました。また昨年実習をした4年次の先輩方のレポートも、問題点や改善策が詳細に書かれており、とても参考になり、データが引き継がれて生かされている伝統があります。
 試作はオンラインで検討しました。授業支援ツールにアップされた画像を見て自宅で規格に合った食器を探し、グループで「ご飯担当」「メイン料理担当」など、それぞれの担当の画像をTeamsで共有して話し合いました。

  • 先輩達からの貴重なレポートが活用されています
  • 事前にブロック模型で動線などをシミュレーションしました

いよいよ食事提供 当日です

特に衛生面では「声を出さないようにすること」を徹底し、事前に何度もスケジュール、自分の役割や調理室での動線を読み込んで当日に臨みました。
 調理中には手袋をこまめに変えること、また、魚など生鮮食料品を調理する担当を決め、それ以外の人が他の調理を担当するなど工夫しました。
 コロナ禍での実習ということで、対策としてマスクケースを作って食事の席に一つひとつ置き、そこに黙食のお願いや食事後のお願いを印刷して注意を呼びかけました。またアンケートはお客様にあらかじめスマートフォンを持参していただき、QRコードを読み取って回答できるようにしました。もちろんスマートフォンの消毒も食事前にお客様にしていただきました。また、私たちのアイデアで食堂にBGMを流しました。黙食の寂しさを和らげると同時に、エスニック料理の時はエスニックな曲を選ぶなど、献立にあった曲を考えました。

  • お客様へのお願いを掲載したマスクケース
  • 栄養バランスと見た目の彩りも考えた献立です

食事提供 当日終了の思い

もう、達成感でいっぱいでした。当日1日のために何回もシミュレーションし、すでに食事提供した他のクラスの人にアドバイスを聞くなど、あらゆる角度から検討した成果です。

管理栄養士専攻を選んだ理由は?

・将来のために資格を取った方がよいと思いました。それに食べることが好きだからです。
・やはり食べることが好きで、高校の同級生に影響を受けて選びました。
・入院した時に病院食がおいしかったので、患者さんを笑顔にできる食事を作りたいからです。
・食べることと料理が好きで趣味になっています。学ぶことでよい食に携わることができます。人が生きていくために「衣・食・住」は必要ですが、その中でも「食」は特に必要であり重要なことだと考えました。

将来の希望について

・公衆衛生を学んで、地域の健康に役立つ仕事をしたいです。
・管理栄養士の資格を取った上で、農業や地方創生の活動に食を通して携わりたいです。
・食を通して健康に役立つ仕事をしたいです。世界では食糧不足、栄養不足が大きな問題となっているので、管理栄養士専攻での学びを生かしたいです。
・食について学ぶことで、将来は食品メーカーに就職して、商品の企画・開発に携わりたいです。