スウェーデン海外研修(教育・保育・環境・ESD)

スウェーデン海外研修(教育・保育・環境・ESD)

研修概要

スウェーデンは高福祉の国として知られ、次世代を担う子どもを育てる環境が整備されています。参加学生は、スウェーデンの教育・保育・環境・ESD(持続可能な開発のための教育)の現状を綿密に練られた計画による現地調査、とりわけ教育機関(就学前学校、義務教育学校、高等学校、大学)や行政機関を訪問し、学ぶ機会を得ることができます。
また研修実施期間だけでなく事前指導の段階から、学部・学科を超えて、社会科教育/教育史(教育学科)、都市計画(住居学科)、環境化学(化学生命科学科)、幼児教育、発達心理(児童学科)の専任教員より、スウェーデンに関する専門的な知見を得ることができるのも、この研修の魅力です。

研修地

スウェーデン王国ストックホルム市・ウプサラ市(ウプサラ大学等)

実施時期

夏季休暇中

日数

9日間

単位認定

なし

学科

限定なし

研修費用の目安

¥490,000

※上記は2023年度の情報です。年度により変わることがあります。

教員から

スウェーデン研修の魅力は、日本という国を離れてみることによって、日本を客観的に見て、考えられるようになることかと思います。参加する学生さんの興味の対象は、教育、福祉、環境、建築、自然と様々ですが、研修を通して、多角的な視点で社会を見ることが出来るように、事前学習会や研修でサポートしていきたいと思っています。

参加学生から

私にとってスウェーデン研修に参加した9日間は沢山の学びがありました。
前期に世界の教育・保育方法を学ぶ授業を受講していました。その中でスウェーデンを扱った授業があり、日本とは異なる制度や実態を学び自分の目で直接見てみたい!と強く思ったためこの研修に参加しました。
1番印象に残っていることは、就学前学校での子ども主体の保育の環境設定を実際に見学できたことです。自分の理想とする保育観が新たに得られた時間でした。授業だけでは分からない・感じることのできないことも、この研修を通して学ぶことができたと思います。
その他にもウプサラ大学に通われている学生の方々とのお茶(FIKA)の交流や、ウプサラ市の副市長のお話、ガムラ・ウプサラやガムラ・スタン、ノーベル賞の晩餐会で使用されるストックホルム市庁舎、ドロットニングホルム宮殿などの名所にも訪れました。
短い時間でしたが、毎日新たなことを学び、一生の思い出となる充実した日々を過ごすことができました。(2023年度夏季休暇研修より)