ヨーロッパ住居・建築・都市デザイン研修

ヨーロッパ住居・建築・都市デザイン研修

研修概要

住居学科の学生対象の研修です。事前学修として訪問予定のイギリスやフランスの街や建物について学んだ後に、現地で実物を見学します。空間を実際に体験することは、写真や言葉による建築空間を学ぶことと全く異なる良さがあることを実感できるものです。さらに2022年度はオックスフォードの町のある一角の再開発のマスタープランを考える課題にグループで取組み、Oxford Brookes大学の教員へプレゼンを行い、講評を受けました。プレゼンは英語で行いますが、その準備も研修の一貫に組み込まれています。

研修地

イギリス(ロンドン、オックスフォード)、フランス(パリ)

実施時期

春季休暇中

日数

10日間

単位認定

あり

学科

住居学科のみ

研修費用の目安

¥398,000

※上記は2022年度の実績です。年度により変わることがあります。

教員から

住居学科での学びを生かして、海外の敷地の計画提案を行い、海外の先生方に向けてプレゼンテーションを行います。事前準備の授業を経て、現地で様々な建築・都市を見学・体験します。オックスフォードで、現地の先生に指導をしていただく時間を持てるように準備を進めています。現地学生との交流も計画しています。
イギリスでは、ロンドンとオックスフォード、スイスではバーゼル、チューリッヒに滞在しながら、伝統的な建物から現代建築まで、また教会、博物館、住居等様々な種類の建物を見学します。本物の住居・建築・都市の中に身を置いて、これまでともに学んできた仲間と、感じたことを語り合えるのも素晴らしい時間です。

参加学生から

西洋住居を学び、紙や画面を通して見ていた建物を実際の目で見た感動はとても大きかった。石造によって統一されたイギリス、フランスの街並みは圧巻だった。歴史的建築が作り出すヨーロッパの雰囲気は新鮮さがあるものの落ち着きを感じることができ、西洋建築の魅力に引き込まれた。その一方でキングスクロスやコインストリートなどの再開発地区での取り組みは最先端の方法を取り入れており、まさに人を守る都市計画を学ぶ事ができた。また、今回の研修で一番学びを得たものはオックスフォードブルックス大学との交流である。学生との街散策やプレゼンを通して得た海外の建築の考え方は刺激的なものだった。プレゼンを聞いて頂ける貴重な機会において多くの気付きと視点を学ぶ事ができた。自由時間では様々な建築を見に行ったり、食文化を楽しんだりとヨーロッパを堪能する事ができとても心に残っている。今回の海外研修でなければ巡ることができなかった都市や建築物を実際に目にし学べたこの経験はとても貴重で価値のある時間であった。