文学部Q&A

日本文学科

  • 学科のポイントはなんですか?

    A.
    1.専門家であると同時に幅広い教養人を育てる
    2.実力とは? 問題の発見と解決の能力を身につける
    3.『源氏物語』での和歌の役割は? 古典文学を学ぶ
    4.作家の創造の秘密とは? 近代文学を学ぶ
    5.アクセントの歴史は分かるのか? 日本語学を学ぶ
    6.学会や企業も注目する、ユニークな卒業論文
    7.自主性と発展性を研ぐ-多様な独自の企画(『国文目白』『研究ノート』)
    8.社会への第一歩を後押し-多様なライセンス

  • 日本文学科の特色は何ですか?

    A.
    日本文学および日本語学研究のための広い視野と創造的な研究態度が養われるように、幅広い講座を開設し、1年次から少人数の演習形式の授業が取り入れられています。
    科目は必修が約3割、選択が約7割です。
    専門科目は、日本文学、日本語学、中国文学・思想(漢文学)、日本語教育学、図書館情報学、卒業論文の6つの分野に分けられます。
    (1)日本文学:「日本文学の基礎」「日本文学史」の他に、上代・中古・中世・近世・近代・現代という時代区分に応じた講義と演習
    (2)日本語学:「日本語学概論」「日本語史」の他に、日本語の語彙、音韻、語法などを扱った講義と演習
    (3)中国文学・思想(漢文学):日本の文学と言語に多大な影響を与えた中国文学・思想に関する講義と演習
    (4)日本語教育学:日本語教育に関わる教育文法、教授法、言語習得などを扱った講義と演習
    (5)図書館情報学:人と情報とを結びつけるあらゆる枠組みを扱う図書館情報学に関する演習
    (6)卒業論文:卒業論文を書き上げるために、「卒業研究演習」という4年生対象の必修科目と3年生対象の「卒業研究予備演習」という選択科目が用意されています。

    「マスメディア論」などの情報関係の科目、言語学関係の科目、書道、書誌学、風俗史、比較文学など日本文学および日本語学に関連した講座も開講しています。

  • 文芸コースはありますか? 将来、脚本家などになれたら…と思っていますが、どのような勉強が役に立ちますか?

    A.
    本学科は文芸コースを設けてはおりません。しかし、選択科目に「創作技法論」という授業があり、現在活躍中の作家、詩人、歌人、俳人などの実作者による講義と実作指導を行っており、幅広い表現力を研くことができます。
    近年では、本学科出身の作家に平岩弓枝さん、脚本家に橋田寿賀子さん、大石静さん、劇作家に飯島早苗さんなどがいます。

  • 小説家になるには、大学で日本文学を学ぶと良いのですか? 純文学よりもエッセイなどに興味がある場合はどうですか?

    A.
    小説家やエッセイストになるのに、大学で学ぶことが有効か否かは簡単に答えを出せませんが(本人の能力や資質にも関わるため)、近現代文学の講義や演習などを通して、多くの近現代の小説や評論について学ぶことは可能です。また、「創作技法論」や「文章表現法」という授業を通して表現力を研くこともできます。「創作技法論」は詩人や歌人など実作者が授業を担当しています。
    さらに、学生が自主的に開いている自主ゼミの「創作ゼミ」では、『目白文学』という雑誌を刊行して小説やエッセイを発表しています。このゼミからプロの作家が生まれてもいます(『すばる』新人賞:吉富 有さん)。

  • 言語としての日本語に興味があります。文学ではなく日本語学を専攻することはできますか?また、大学院で日本語学を研究することは可能ですか?

    A.
    本学科及び同専攻では日本語学を専攻できます。現在、専任教員2名の他、学部では非常勤講師が5名、大学院では非常勤講師が1名おり、質の高い授業を行っています。

  • 大学卒業後に、中学か高等学校の「国語」の先生になりたいと思っています。教諭一種免許「国語」を取得する方は、毎年何名くらいいるのですか? また、ここ数年の教員採用状況を教えてください。

    A.
    中学・高等学校の教諭一種免許「国語」の取得希望者数は、2019年度4年生は6名、2018年度4年生は13名、2017年度4年生は14名、2016年度4年生は17名、2015年度4年生は30名、2014年度4年生は14名、2013年度4年生は19名、2012年度4年生は19名、2011年度4年生は19名、2010年度4年生は19名です。毎年数名が専任教員として採用されています。ただし、教職を志望しているならば大学院進学をお勧めします。

  • 海外で日本語の教育に携わるためには、日本の「国語」の教諭一種免許を取得すればよいのですか?また、資格取得のために学科ではどのようなカリキュラムを組んでいますか?

    A.
    本学は「日本語教員養成講座」の所要単位を修得された方に対して、「日本女子大学日本語教員養成講座修了証書」を卒業時に授与しています。日本語教員養成講座には「日本語」「言語と社会」「言語と心理」「言語と教育」「言語一般」の授業科目96単位があり、36単位以上を選択履修のうえ「日本語教育実習」を必ず履修することになっています。「日本語教育実習」では、教育実習環境を学内に設けて、日本語を学びに来ている外国人留学生に対して実習を行ったり、海外での実習を行ったりしています。この講座の内容は、現在国家資格として議論されている「公認日本語教師」の資格の登録要件である「大学等の日本語教師養成講座課程の副専攻修了」、「教育実習の履修」、「学士」を満たすものです。

  • 文学だけでなく、文化や歴史にも興味があって進路に悩んでいます。日本文学科に在籍して他学科の授業を履修することもできますか?

    A.
    卒業までに必要な単位数は126単位で、そのうち28単位が自由選択科目となっています。自由選択科目では、所属学科または所属学科以外の科目を履修することができます(ただし、一部の演習や実験については制限があります)。また、2年次以上の学生は5大学の単位互換制度も利用できます。

    f-Campus

  • 現代文学が好きで、古文や漢文は苦手です。古典文学などを勉強せずに日本文学科を卒業できますか?また、授業科目表に現代文学がないのですが、どのような勉強をしているのですか?

    A.
     古典は、1年次の「日本文学の基礎Ⅰ」(前期)、「変体仮名演習」(前期)、「基礎演習」(後期)の3科目が必修です。近現代文学は、「日本文学の基礎Ⅱ」(後期)が必修科目です。選択必修科目として、5つの文学史(上代、中古、中世、近世、近代)の中から2科目と、古典文学・近現代文学・日本語学・中国文学・思想(漢文学)の演習を2科目以上選択して学びます。
    現代文学については、開講されている近代文学の授業の中で扱います(ただし、現代文学よりも近代文学の方が多い)。研究方法は近代も現代も同じなので、授業で方法論を学び、卒論で現代文学を取り上げる学生も多くいます。

  • 図書館司書の資格を取得する方は何名くらいですか?また、図書館司書の採用は非常に少ないと聞いていますが、司書で就職した方はいますか?

    A.
    図書館司書の資格希望者は、毎年50名くらいです。司書の採用は非常に少なく、公務員試験の倍率は25倍以上と難関です。その中で、少数ではありますが就職実績はあります。また、新卒時に就職の機会が得られなくても、卒業後に就職できる方もいます。
    近年では、東京都立図書館、横浜市立図書館、埼玉県立図書館、専修大学図書館などに就職した実績があります。

  • 博物館学芸員の資格を取得する方は何名くらいですか?また、その資格はどういう機関で必要なのですか?また、博物館学芸員で就職した方はいますか?

    A.
    年によって異なりますが、博物館学芸員の資格希望者は、数名程度です。
    博物館学芸員とは美術館・博物館などに所属し、資料の収集・保管・展示、専門的な調査研究、利用に関する説明などを行い、館の運営全般にも携わる専門職です。
    多くはありませんが、博物館学芸員として就職した実績はあります。

  • 優れた卒業論文には、どのようなものがありますか? 具体例を教えてください。

    A.
    日本文学科では、2000年から、毎年、もっとも優れた卒業論文一編に、日本女子大学日本文学科賞(学術賞)を授与しています。受賞論文は以下のとおりです。

    第1回 「成親龍神譚の成立をめぐって」(中世文学)
    第2回 「小林秀雄の歴史意識
    -「歴史について」におけるベルジャーエフ『歴史の意味』受容を中心に-」(近代文学)
    第3回 「想像の鍵-『萬葉集』における白色の享受と用法-」(上代文学)
    第4回 「安房直子作品における<色彩>の役割」(近代文学)
    第5回 「『古事記』の動詞の意味論的表記論 —至・到・行・往・度・渡・環・返—」(日本語学)
    第6回 「『蜀道南』に見る謫仙人・李白」(漢文学)
    第7回 「継子物語における時代的要請 -平安時代養育慣習からのアプローチ-」(中古文学)
    第8回 「黙阿弥世話狂言と四代目市川小団次」(近世文学)
    第9回 「三島由紀夫初期作品の意味 -観念的世界の変容-」(近代文学)
    第10回 「『今とりかへばや』の親子の<愛情>描写にみる物語の志向-<個人>から<家>へ-」(中世文学)
    第11回 「西王母と桃の関係性-不死の薬と「仙桃」「蟠桃」-」(漢文学)
    第12回 「コンピューター分野における外来語の考察
    -今後よりよく共生していくためには-」(日本語教育学)
    第13回 「『伊勢物語』二十三段論—古注釈と現代注釈の比較から—」(中古文学) 
    第14回 「中学校社会科教科書の語彙調査
    -「太字」「索引」「キーワード」の分析を中心—」(日本語学)
    第15回 「福永武彦『草の花』にみる同性愛—ホモソーシャルと異性愛の試み—」(近代文学)
    第16回 「大伴家持の表記への意識と表現の世界」(上代文学)
    第17回 「「虫めづる姫君」の作意—内容と誕生背景の検討から—」(中世文学)
    第18回 「天明狂歌考」(近世文学)
    第19回 「『蜻蛉日記』論—「鳴滝籠り」を中心とした物詣記事について—」(中古文学)
    第20回 「無アクセント地域におけるアクセントの共通語化—茨城県常陸大宮市の調査か
    ら—」(日本語学)

英文学科

  • 学科のポイントはなんですか?

    A.
    1.英語の4つの運用能力(Speaking, Listening, Reading, Writing)の習得
    2.多様で段階的な科目設定 →独自のカリキュラム編成が可能
    3.10数名のゼミ、少人数クラスの演習
    4.英語で書く卒業論文とその達成のための体系的なアカデミック・ライティングのカリキュラム編成
    5.国際的に活躍することを目指した教育

  • 英文学科の特色は何ですか?

    A.
    本学の英文学科は一つの学科の中に、イギリス文学、アメリカ文学、イギリス文化研究、アメリカ研究、言語・英語学、英語教育という6分野があります。それぞれに十分な科目が用意されており、対話や討論を多く取り入れた少人数制の授業が系統的に配置されています。自由にカリキュラムが組めるので、例えば文学と並行してアメリカ政治、言語学など、分野を越えて専門科目の履修が可能です。4年間のうちに、自分のやりたい主分野を変えることも可能です。広い視野から、教養力、分析力、思考力、表現力を養い、専門分野での卒業論文の完成を目指します。

  • 文学には興味がありませんが、英語をとことん勉強するならば国際系・グローバル系学科の方が良いのでしょうか?

    A.
    英語の実力をしっかりつけたいのならむしろ英文学科です。英文学科の科目には、必修として英語のスピーキング、リスニング、リーディング、ライティングの科目が多くあります。英文学科の学生はまず英語そのものを学びます。又、英語についての知識を深めたければ、英語学概論や英語のコミュニケーションについて学ぶ授業もあります。英語の本当の力をつけるためには、文学、英語学、言語学、アメリカ研究、イギリス文化研究などを広く学び、英米の歴史的、文化的、社会的背景を知ることが不可欠です。

  • 卒業論文は必修で、しかも英語で書くとありますが、必ず英語で書かなければいけないのですか? 日本語で書いた論文は認められないのですか?

    A.
    最近は卒業論文を選択にしている大学も多くありますが、本学では全ての学科で卒業論文(または研究・制作)を課しています。英文学科の卒業論文は、英文で30枚程度のものを課しています。
    英語で論文が書けるように1年次から丁寧に指導していきますのでご安心ください。全員が確かな満足感と共に英語で卒業論文を書き上げ、卒業しています。

  • 全て英語で行うような授業科目はどのくらいありますか?

    A.
    専門科目(2018年度) 
    比較文学特論、メディア・スタディーズ、イギリス社会演習、アカデミック・プレゼンテーション・イングリッシュ、アメリカ文化、アメリカ思想・社会

    基礎・選択科目(2018年度)
    プレゼンテーション・イングリッシュ(一部)、アクティヴ・イングリッシュ、ビジネス・イングリッシュ(一部)、資格英語(一部)、オーラル・コミュニケーション、メディア・リスニング(一部)

  • 外国人の教員の割合はどれくらいですか?

    A.
    英文学科専任の外国人教員は3名です(2020.4月現在)。さらに、10数名の外国人非常勤講師の教員が英語教育に携っています。このほかに、ほぼ毎年、フルブライトプログラムによるアメリカの大学からの招聘教授が専門科目を担当しています。

  • 「アメリカ研究」という学科区分に興味を持ちました。どのようなことを学ぶのですか?

    A.
    アメリカの文化・社会・歴史を中心として、アメリカを広い視野から総合的に研究するものです。1年次の「アメリカ史」の講義と「アメリカ史演習」に始まって、地理、政治、経済のほか2年次から4年次までに「アメリカ文化演習Ⅰ・アメリカ研究演習」の演習科目を履修することができます。演習の授業では、アメリカの人種、貧困、環境問題、少数民族、移民、女性、戦争、大衆文化といったテーマが扱われています。

  • 授業以外にも自由にL.L.の機材が使用できますか?

    A.
    L.L.の教室は最新の機材が入っていて、自習時間にオーディオビジュアルのCD-ROMなどで外国の映画など多様な視聴覚教材を観ることができます。

  • 英語だけでなく、いろいろな外国語に親しみたいと思っています。そのような環境になっていますか? また、留学生と交流する機会はありますか?

    A.
    英語以外の外国語として、独語・仏語・中国語・韓国語を選択することができます。また、それ以外に英文学科の授業でラテン語、古典ギリシア語、史学科の授業のイタリア語もあります。
    日本女子大学には40名ほどの留学生がいますので交流する機会はあります。入学した留学生が1日も早く本学での生活に慣れるよう手助けするために、「チューター制度」があります。チューターには基本的に同じ学科の先輩が選ばれるので、積極的に応募してください。また、ランゲージ・ラウンジでは、留学生との交流や各言語のネイティヴスピーカーとの会話を楽しんだり、質問に答えてもらったりすることができます。年に何回か楽しいイベントも行っています。詳しくは、ランゲージ・ラウンジの紹介ページをご覧ください。

    ランゲージ・ラウンジ

  • 外資系企業への就職は英文学科の方が有利ですか?

    A.
    英語力が高いという意味では有利だといえるでしょう。
    一部の企業、例えば[通訳]や[翻訳]などの専門職や外国の法律事務所などでは、学科を指定したり、一定以上の英語力の指定をつけたりすることもありますが、一般的に見て学科による有利・不利はありません。

  • 「英語」教員の採用状況を教えてください。

    A.
    各都道府県の教員採用は少なく大変厳しい状況ですが、公立をはじめ私立の中学・高等学校に教員として採用されています。また、非常勤として採用されるケースも少なくありません。

  • 帰国生で高校時代にアメリカの大学で単位を取得しています。入学後に単位の認定はありますか?

    A.
    大学入学以前に外国の大学等で修得した単位は認定されません。ただ、必修英語科目は外部試験 (TOEIC、TOEFL、英検、IELTS)などの技能審査において一定のスコアを取得している場合、申請により単位が認定されます。

  • 少人数で行われるプレゼンテーションの授業などは能力別のクラス編成ですか?

    A.
    1年次の必修科目の一部(インテンシヴ・リーディングやベーシック・ライティング等)では、目白キャンパス新入生を対象として行われるクラス分け試験(placement test)の結果に基づいて、習熟度別クラス編成を行っています。2年次以上のクラスも科目によっては習熟度別クラスがあります。また、プレゼンテーション・イングリッシュやアクティヴ・イングリッシュは、上述のようにTOEIC、TOEFLなどの技能審査において一定のスコアを取得している場合、申請により履修が免除されます。

史学科

  • 学科のポイントはなんですか?

    A.
    1.史料の読解により自分なりに史実を解明する -日本史分野
    2.イスラム世界から東アジアまで視野に入れて問題意識を深める -東洋史分野
    3.地中海世界と西ヨーロッパの歴史を総合的に学ぶ -西洋史分野
    4.宗教・地理・思想・文学芸術・博物館学など、人類が生み出してきた文化の歴史を
    多角的に読み解く
    5.日本と国際社会との関係を視野に入れる
    6.知識に偏ることのない歴史学の修得
    7.実証的歴史研究を目的とした博物館学芸員課程
    8.語学の重視

  • 史学科の特色は何ですか?

    A.
    ①学生個々の興味、関心に対応したきめ細かな指導。
    ②演習・講義など、地域・時代にバラエティをもたせる。
    ③初修外国語(ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語)には史学科優先クラスを設け、実力向上を目指す。

  • 基礎演習ではどのようなことを行うのですか? また人数はどれくらいですか?

    A.
    1年次前期の基礎演習Ⅰ-1では歴史研究の基礎、つまり史学科学生としての心構えや方法的基礎を学びます。(1クラス 15名位、計6クラス程度)
    1年次後期の基礎演習Ⅰ-2は分野別の基礎を学ぶもので、Ⅰ-1とⅡの間の橋渡しの役割を果たします。(1クラス 15名位、計6クラス程度)
    2年次の基礎演習Ⅱは日本史、東洋史、西洋史の各専門研究への本格的な手引きを目的とします。(1クラス 8~12名、計8クラス程度)

  • 日本史学、東洋史学、西洋史学、地理学などの専攻へは何年次に分かれるのですか?

    A.
    史学科において、専攻という用語は規定上ありません。
    1年次からはじまる少人数制の基礎演習Ⅰや2年次の基礎演習Ⅱ、さらに3年次の演習や多彩な主題科目を履修することによって、次第に「主分野」が固まっていきます。専攻に分かれていないので、自由に興味のある関連分野や歴史学の関連領域を学ぶことができます。つまり、個々の興味や関心に応じてより広い視野が養えるようなカリキュラムになっています。

  • 他学科より初修外国語の必修単位が多いそうですが、語学は重視されますか?

    A.
    語学は重視されます。卒業論文作成などのために原書を読む必要があるからです。
    英語8単位と初修外国語(ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語)16単位が必修です。初修外国語は、その国の文化的背景とも関連付けた楽しい授業なので、英語が苦手だった人も心配いりません。
     また、以下の技能審査に合格又は規定の点数を取得した場合、申請により当該初修外国語中級クラスの単位を修得したものとして認定されます。
     
     ドイツ語技能検定試験
     Goethe-Zertifikat(ゲーテ・インスティトゥートドイツ語検定試験)
     実用フランス語技能検定試験
     DELF(フランス国民教育省・フランス語資格試験)
     TCF(フランス国民教育省認定試験)
     中国語検定試験
     HSK(漢語水平考試)
     ハングル能力検定試験
     TOPIK(韓国語能力試験)

  • 博物館学芸員課程での特色ある授業などを教えてください。また、どの位の学生が博物館学芸員の資格を取得していますか?博物館学芸員としての就職実績はありますか?

    A.
    史学科では、博物館学芸員課程担当の専任の教員もいます。
    特色ある授業としては、歴史学とのかかわりの深い素材を利用した「博物館資料論」や「博物館実習」があります。博物館学芸員の資格は、30%を超える学生が取得していますが、資格を取得しても求人のタイミングが合わなければ就職が難しいのが現状です。
    しかし、史学科においては文化庁・本学成瀬記念館・埼玉県立歴史と民俗の博物館・土浦市立博物館・醍醐寺霊宝館・紙の博物館・うらわ美術館・鎌倉文学館・シルク博物館などに就職した実績があります。

  • 考古学の授業はありますか?

    A.
    考古学の基礎を学ぶ「考古学の方法」や「考古学演習」が開講されています。

  • 考古学の遺跡発掘調査や古文書探訪のための旅行などは行われるのですか?

    A.
    国内調査は行われています。発掘実習や博物館での見学実習を実施した年度もありました。海外調査は過去において行われたことはありません。

  • 日本史を勉強したいのですが、史料などをかなり読み込むと聞きました。古文が苦手なので心配なのですが…

    A.
    「古文書基礎演習」という授業がありますので、しっかり勉強できます。
    特にくずし字の解読、古文書の訓読方法など史料を読み込むための基本的なトレーニングを積極的に行っています。学ぶにつれて、古い時代の史料が語りかけてくるようになります。
    また、日本史の古代・中世を主分野にする学生や、日中関係史・日朝関係史・日韓関係史に関心のある学生には、初修外国語で中国語や韓国語を履修するように勧めています。日本文化に大きな影響を与えた東アジア世界の言語である中国語や韓国語を学ぶことにより、史料を読む力を養うことができるでしょう。

  • 「文化財学」という寄附講座の授業があるそうですが、内容を教えてください。

    A.
    これは京都醍醐寺からの寄附授業として開講されたもので、醍醐寺の文化財を素材として講義・実習が、前期・後期に開講されます。前期は文化財の保存・管理に関する歴史的な過程を学習し、後期は実際に古書の修理などを体験しながら、文化財保存や活用の方法について学びます。

  • 史学科の就職状況はどうですか?

    A.
    史学科では約80%の学生が就職を希望しますが、その9割以上が就職しています。教員・学芸員・出版・観光・生損保・銀行・証券・製造・交通・運輸・サービス業・SE・公務員など業種は多岐にわたります。また、本学の大学院をはじめ東京大学、一橋大学、筑波大学、東京学芸大学、東京外国語大学、お茶の水女子大学、大阪大学など自分の研究テーマに近い先生のいる大学院に進学する方もいます。

  • 一般企業への就職に、史学科で学んだことは役に立ちますか?

    A.
    公務員(教員・学芸員)の職種別採用を除いて、大学で学んだ専門知識が就職先で直ちに役に立つということは多くありません。しかし、語学力、文献を読む力、正しい日本語能力、情報収集能力、物事を自分で考え判断する力など、史学科で培った能力は社会で広く活躍する基礎となるのです。また、司書資格の取得などを通じて、パソコン操作などコンピュータ知識を深めることもできます。
    大学ではぜひ「学びたいことや興味のあること」を学んでください。

  • 中学の「社会科」、高等学校の「地理歴史科」の教員免許が取得できますが、社会科教員の採用は少ないと聞いています。採用状況を教えてください。

    A.
    史学科の学生のうち約10%が中学・高等学校の教員免許を取得します。
     社会科の教員採用数は全国的に見てもとても少数ですが、史学科では非常勤講師を含めて多くの就職実績があります。

  • 卒業論文のテーマにはどのようなものがありますか?

    A.
    「中世の真言宗寺院と女人」「源信が後世の浄土信仰に与えた影響-『往生要集』と迎講を中心に-」「関ヶ原の戦後処理からみる流罪の実態‐武士の生き様とは-」「近世の茶業の変遷 -製茶を中心に-」「藤原新田安川舎に見る手習い塾と地域との関係」「江戸城下における特権漁民の実態に関する基礎的研究 -佃島を事例として-」「明治時代の『宿帳』から見る人々の往来と物質の流通 -滋賀県北小松村を事例として-」「祖父母の歴史からみた大谷石の採掘と販売 -高橋新吉商店を事例として-」「アレキサンダー・アラン・シャンドの銀行業」「国内自動車工業の発達と軍需 -二つの法律とその影響-」「満洲農業移民 -長野県河野村分村を事例に-」「メイド喫茶研究 -あるオタク文化の現代史的考察-」「赤壁の戦いに見る草創期の孫呉政権」「契丹の西方政策と対宋情勢」「『李香蘭』誕生について -当時の中国語教育に関する序論-」「朝鮮近代女子教育の成果と女子留学生の役割 -黄信徳の日本留学を通して-」「トルコにおける教育制度 -世俗主義と宗教教育-」「ブリティッシュ・ムスリムと『新しい人権主義』」「三十年戦争期におけるタクシス家の郵便事業の危機 —レーエン問題と「郵便戦争」を中心に—」「『サンソン家回想録』は語る —フランス革命に翻弄された死刑執行人—」「フランシス・ドレイクの『英雄像』の構築 -19世紀ヴィクトリア朝を例に挙げて-」「中世末ドイツにおける飲料の変遷 -ワインからビールへ-」「フランドルにおける受胎告知 -フレマールの画家とヤン・ファン・エイクの比較から-」「ワインが動かすラングドック」「近代ドイツ語圏における宮廷社会と音楽 -マリア・テレジア時代の宮廷音楽とウィーン-」「ピカソにとっての政治と芸術の考察 -1936年から晩年にかけて-」「占領下フランスの国内政治 -対独レジスタンスの動きを中心に-」「台湾偶像劇と台湾人の日本文化受容について」「戦争における女性の役割 -二つの世界大戦におけるドイツ人女性の役割について-」「近代ドイツにおける旅行形態の変容の要因と文化的結実 -ライン地方の交通インフラの発展と現代的な旅行ガイドブックの黎明期」「ヴァイキング期スカンディナヴィアにおける社会的変容に関するキリスト教流入説についての批判的検討」「人種的反ユダヤ主義の起源 -18、19世紀のドイツについて-」「中世城塞都市ネルトリンゲン -市壁・市門と都市の成立、市民の自由を巡って-」

2020年7月更新