基礎科目

基礎科目

理念・目的

基礎科目では、現代社会の一員として、心身ともに自立し、責任をもって生きていくための基礎的な力を、体系的なカリキュラムによって培います。これらの科目を学ぶことで、各学科の専門科目を学修する際の土台を形成し、さらには社会に出て活躍するための基礎力を身につけることを到達目標とします。

教育課程編成方針(カリキュラム・ポリシー)

基礎科目は、心身の基礎的な教養を身につけるために、外国語(英語・ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語)、情報処理、身体運動から構成されています。所属する学科の専門科目を学修するための学問的基礎となるだけでなく、現代社会の一員として生きていくための基礎力を身につけます。そのため、授業内容に応じて、可能な限りの少人数のクラスで、しかも、密度の高いカリキュラム編成による授業を実施しています。

英語

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本学の基礎英語教育の大きな目的は、グローバル社会における世界共通語としての英語を修得することにより、異なる言語・文化がもつさまざまな価値観やものの見方に対する寛容な理解と複眼的な視点をもつバランスのとれた人間を育てていくことです。具体的には、高校までに培った英語の基礎力をもとに、ことばへの知的関心を高め、地域社会の一員として必要な英語によるコミュニケーション能力を養うことを目的とします。必修科目では特に、英語による自己発信方法としてのプレゼンテーション能力を養成し、また、意欲ある学生が継続的に英語を学べるような選択科目を設置しています。

英語 (45.0 KB)

ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語

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母語と英語に加えて、第3の言語を理解し運用できることが、世界では常識となりつつあります。
基礎科目の中には、初修外国語(ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語)科目が設けられており、これらの言語について、その文化的背景の理解を重視した授業が行われています。グローバル化が進行する現代において必須といえる、様々な文化的背景を持った人々とコミュニケーションをとる多角的な言語能力が身につきます。


ドイツ語・フランス語・中国語・韓国語 (44.1 KB)

情報処理

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基礎情報処理は1年次学生を対象とする必修科目として、情報科学および情報処理に関する基礎的な知識を講義と実習を組み合わせて習得します。
Windowsの環境でデータ処理、簡単なプログラミングを行える能力を養うとともに、コンピュータのハード・ソフト、ネットワーク、情報セキュリティ等の基礎的な概念と情報倫理も併せて学習し、情報化時代に必要なAI、IoTなどの知識を身につけます。

身体運動

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創立者の成瀬仁蔵は、身体運動を女性の健康や人格向上の育成のために重要な科目と位置づけ、創設以来、今日まで必修科目とし、成果を上げてきました。
大学在籍時および生涯にわたり充実した生活を送るために、本授業は、女性の生涯の健康維持・増進のために適切な運動のあり方を理解し、実践する能力、および人として必要な社会性の育成を目的にしています。



身体運動 (69.0 KB)