目白キャンパスに4学部15学科を統合

2021年4月 人間社会学部が目白へ
~目白キャンパスに4学部15学科を統合~

創立120周年を迎える2021年4月、現在西生田キャンパス(神奈川県川崎市)にある人間社会学部が、目白キャンパス(東京都文京区)に移転します。4学部15学科と大学院を創立の地目白に統合し、文理双方を学べる総合大学として学部や学科の枠を越え、学生たちが主体的に学びを深めることができる環境を整えます。

今までにない、新しい学修空間を

新教室・研究室棟(2021年3月完成予定)
新しい目白キャンパスのグランドデザインを手がけているのは、本学卒業生であり世界的な建築家の妹島和世氏です。
妹島氏によるグランドデザインは緑豊かな本学のイメージを生かしながら、歴史ある既存の建築物とこれから建つ新しい建築物とを融合させ、さらには大学という守られた空間でありながら、外に開かれているイメージを実現化した今までにない新しい学修空間です。
新しい図書館(2019年4月開館)
2019年4月には新しい図書館と学生滞在スペース「青蘭館」*が開館しました。新図書館は敷地から連続しフロアの周りを回遊していくようにスロープが設けられ、ワンルーム空間のように地上から地下の書架スペース、上階の閲覧スペースが連続的につながっていきます。

新しい図書館4階から
開放感と居心地の良さを備えた新しい図書館、その美しさと機能性が国内外の注目を集めています。
*蔵書冊数は655,446冊、雑誌15,498種類、閲覧座席数650席(2019年4月1日現在)。
学生滞在スペース「青蘭館」(2019年4月開館)
「青蘭館」はゆったりとした時間を過ごせるだけでなく、イベントや発表など、学生の自由な発想で活用することもできる多目的スペースです。
今後はさらに教室・研究室棟と新学生棟(仮称)を建設します。学生たちが学びの中で自分の可能性を見つけ、知的好奇心を育み、研究を深めつつ社会と関わり、知的活動につなげていく環境をより一層整えてまいります。

自学自動の伝統を具現化する知の拠点 ~ 新図書館、開館

「JWUラーニング・コモンズさくら」での授業の様子
創立者成瀬仁蔵は明治の女子大学生たちに「自念自動」「自学自動」、自分で考え自分で行動し、自らの学びを深めるよう語りました。成瀬のこの言葉は現在の能動的学修「アクティブ・ラーニング」にそのままつながります。
4月に開館した新しい図書館は「蔵書」という知の体系に出会うだけにとどまらず、学生たちが話し合い、新しい考えを作り上げていく場所でもあります。可動式の机や椅子、電子黒板やスマートフォン対応のホワイトボード等の機器を備えた「JWUラーニング・コモンズさくら」*は、学生たちの自由な発想を形にし、授業や話し合い、イベントなどに活用できます。ここには大学院生によるラーニング・サポーターも常駐し、学修や資格取得へのアドバイスも行っています。
知識との出会いや人々との交流の中から学びを深め、考えを創り上げ、ともに成長する場が本学の新しい図書館の特徴です。この図書館は、明治時代の創立者の教育理念を令和の今日に具現化した建物であり、創立120周年、さらにその次の時代へと「自ら学ぶ」学生・卒業生たちを支援する、新しい知の拠点となるでしょう。

自身の学びを社会へ広げる新しい空間

さらに創立者成瀬仁蔵は、学びは大学時代で終わるものではなく、一生をかけて社会の中で学び続けること、そしてそれを社会に還元することを教育の理念としていました。
この成瀬仁蔵の教育理念を今に生かすもののひとつが、新キャンパスにおけるラーニング・コモンズです。前述の、図書館内の「JWUラーニング・コモンズさくら」が、学修支援施設であるなら、これから建設される教室・研究室棟の中に設置される「JWUラーニング・コモンズかえで」は、学外学修を推進し、社会や地域と連携あるいは国際交流を通して新しい自分を見つける場です。

このように創立120周年を迎え、目白キャンパスに4学部15学科を統合することによって、より緊密な学修空間からさまざまな分野の教育・研究が共鳴しあい、新たな知見につながることを期待しています。
そしてこの学修環境の中で広い視野を持ち、自分の可能性を自分で見つける女性、人や社会とつながりながら前進する力を持った女性、学んだことを生かしながら貢献できる女性を育成し、社会に送り出すことが、女子教育のパイオニアである本学の使命です。
新しい日本女子大学にどうぞご期待ください。


*青蘭館、JWUラーニング・コモンズさくら、JWUラーニング・コモンズかえでの名称は、すべて学生たちの発案・投票による命名です。