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学園の節電についての基本方針



平成28年6月17日
学校法人 日本女子大学



  本学園では例年文部科学省から通知される『夏季の省エネルギー対策について』、政府による電力需給に関する検討会合による通知等に基づき、夏季の節電に取り組んでいるところです。

 今年は昨年までのような数値の目安を伴う特別な節電要請はありませんが、地球温暖化対策による温室効果ガスの排出抑制、あるいは光熱水費の支出抑制といった観点から、学園活動に支障を来すことの無い範囲で省エネルギーに対策に努めることとします。
 具体的な本年度夏季の節電対策の基本方針は以下のとおりです。



◎ 学園内の各事業所(電力契約毎)においては、契約電力量を上限として『数値目標を伴わない節電』に取り組むこととする。また中部電力管内である三泉寮においても同様とする。



◎ 節電は、7月1日(金)から9月30日(金)の平日9時から20時の時間帯について実施する。なお、6月15日から準備のため試行的に実施する。学校教育活動に支障が生じない範囲で節電に取り組むこととする。



◆節電の具体的取り組み



消費電力の削減にあたっては以下に示すような具体的取り組みを行うこととする。



(A) 施設に関する対策案

建物のフロアの一部空調・照明の停止



(B) 設備に関する対策案

1) 照明関係について

法定照度(JIS照度基準:200~750lx)を維持し、授業に支障のでない範囲で教室、実験室、研究室、事務室、会議室等について2~3割の蛍光灯等の間引きを行う。廊下、玄関は保安上問題ない範囲で原則として消灯する。

2) 空調関係について

教室・実験室については設定温度27℃※を基本として空調を行う。
研究室、事務室、会議室等については原則として設定温度を28℃※とする。
廊下や利用の少ないフロアの空調は停止する。
サーバー用の空調を+3 ~ 5℃に温度設定する。

※ 設定温度は空調機器の設定値であり室温とは異なります。室温は設定温度より高めになります。

3) エレベータ関係

原則として、夏季休暇中は半数を停止する。ただし状況によっては運転を行うこととする。
身障者対応、大きな荷物運搬用については必要に応じて稼働する。

4) OA機器

コピー機については節電設定を強化し、事務室については、7月は可能な限り節電し、パソコン、プリンタの省エネ設定を強化する。
学生情報端末及び掲示用プラズマディスプレイの半数を停止する。(※6月より試行)

5) 教育研究設備

ワークステーションについては、使用時以外は電源を切る。
泉山館、八十年館等の研究用大型機器、及び実験機器等の稼働を可能な限り調整し節電する。

6) その他

自動販売機の 3割程度を停止する。
冷水器は一部停止する。
厨房機器の一部を停止する。
電気給湯器の稼働を一部停止する。
研究室、事務室等の家電機器(ポット、冷蔵庫、レンジ、コーヒーメーカー、私用電気機器等)は原則としてコンセントを抜き、使用を行わない。
温水洗浄便座の電源を切る。


(C) 運営面での対策案

1.掲示やホームページの開設、教職員のクール・ビズの徹底等を通して節電キャンペーンを実施する。

2.節電期間中の教室使用にあたってはガス冷暖房機対応の部屋を優先して使用する。
 (香雪館、851教室等が該当)

3.図書館、成瀬記念館の空調範囲・時間の見直しを行う。

4.職員の一斉休暇・事務室の閉室を実施する。



※なお、使用最大電力が本学の目標電力値を超える、または電力需給のひっ迫が予想され政府から「電力需給ひっ迫警報」が発出された場合には、さらに追加の節電対策を行うこととする。