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学園の新たな飛躍に向けて

学校法人日本女子大学 理事長 今市 涼子


明けましておめでとうございます。
本年、日本女子大学は創立120周年という大事な年を迎えます。4月には、人間社会学部が、西生田キャンパスから目白に移り、キャンパス統合がなされます。 人間社会学部が西生田の地に創設された1990年から31年、この間、私達を取り巻く社会は大きく変わりました。しかし、「女子総合大学」を目指した創立者成瀬仁蔵先生の思いは、ゆるぐことなく私達に受け継がれています。 創立120周年を機に、今こそ本学創立の地、目白台に4学部が揃うべき時、という判断をいたしました。 キャンパスを統合し、4学部が有機的に結びつくことにより、本学の教育・研究は新たな段階に飛躍するものと確信しています。
現在本学は、予測不可能な時代の中で「どのような学生を育てるのか」、学園全体で議論を進めています。幼稚園、小学校、中学校、高等学校、そして大学の各発達段階で行うべき本学の一貫教育とは、どのようなものか。 本学園を構成する全ての教職員の皆様と議論を深める必要があります。本年は、今後百年を見据えた本学園の新たな一歩となる1年にしたいと考えています。