メニュー


理事長メッセージ



学校法人日本女子大学 理事長

学校法人日本女子大学
理事長 今市 涼子

 2020年6月1日に学校法人日本女子大学の理事長に就任いたしました。

 本学は1901年(明治34年)に成瀬仁蔵により創立され、来年2021年に創立120周年を迎えます。この間、附属豊明幼稚園、豊明小学校、中学校、高等学校を開設し、女子の一貫教育体制を整えてきました。創立以来、本学は一貫して女性の自立をめざした教育を行い、時代の要請に応じて、各界のパイオニアとなる多くの人材を輩出して参りました。来年、大学では西生田キャンパスが大学創立の地の目白に移転し、キャンパス統合がなされます。4学部が目白に揃う本学の新しい時代が始まります。

 世界はグローバル化が進む中で様々な問題に直面し、今、パンデミックのコロナ禍に苦しんでいます。そんな中、世界の首脳の中で高い評価を受けているのが女性指導者です。彼らの柔軟な思考と、現実と向き合う力や混乱に対処する能力等が高く評価されています。今後、益々女性の活躍が期待されるでしょう。

 成瀬仁蔵は女性に高等教育の機会を与え、家庭を通して社会を改良しようという志をもっていました。しかし、現代の人工知能の発達や情報通信技術の発達は、近い将来、社会の変化と新しい価値観を生み出し、それに伴って家庭の形や女性の生き方も益々多様化すると思われます。本学もそのような変化に柔軟に対応し、女子教育の新たな展開をめざすつもりでおります。また、人は一生を通じた勉強と成長を今後も強く望むであろうと思います。本学では既に、出産・子育てなどで一度離職した女性をブラッシュアップ研修して社会に送り出すリカレント教育課程、また通信教育課程などを整備しておりますが、今後、生涯教育体制をさらに大きく発展させていく所存です。

 本学園は、建学の精神を守りながらも、時代と共に変化する多様な女性の生き方をささえ、総合的一貫教育のさらなる充実に向けて進んで参ります。